当院は小児に優しい治療プログラムで進めています

永久歯が生えてくる際、虫歯のリスクを低減する方法があります。麻酔を使わない方法で治療し、特別な虫歯を抑制するセメントを使用して虫歯の進行をブロックする方法があります。
また、乳歯に関しては、痛みを感じにくい治療法があります。進行度に合わせた適切な治療を提供し、経験に基づいたアプローチで痛みを最小限に抑えます。ただし、痛みがある場合は神経まで虫歯が進行していることが考えられます。痛みを感じた際には、治療でその痛みを解消することで、お子さまに笑顔が戻ることがあります。実際にお子さまからは「全然痛くなかった！」という声もよく聞きます。

歯医者さんは怖くない！楽しい場所！

当クリニックでは、初めて受診されるお子さまに対して、ポジティブなイメージを持ってもらうために「楽しくコミュニケーションをとる」ことから始めています。少しずつ歯医者さんに慣れてもらうため、治療する器具に触れたり、お話しする中でリラックスしたりして口を開いてもらえるようになってから、具体的な治療を開始します。当クリニックでは、「歯医者さんは怖くない」と思ってもらえるような雰囲気と印象作りを大切にしています。

虫歯予防に効果的な3つの習慣

食事の回数を決める

食事をすることでお口の中が酸性になり、その状態が数時間続くため、虫歯菌が活発に活動しやすくなります。可能な限り食事の時間と間食の回数を確定させ、お口の中に何もない時間を作ることを意識的に行いましょう。

食後はお口を清潔に

食後30分を過ぎると虫歯菌が活発に動き出すと言われています。そのため、食後の歯磨きは非常に重要です。歯磨きが難しい場合、うがいだけでも大丈夫ですので、幼いうちから習慣にしてあげましょう。

甘いものは控える

虫歯菌の餌はお口の中に残る食べカスです。虫歯を防ぐためには甘いものを控えるだけでなく、シュガーレスやキシリトールを使ったおやつを活用すると良いでしょう。

当院からお家の方にお伝えしたいこと

当院では、「歯磨き指導」や「フッ素塗布」、「シーラント」などの予防方法を活用していますが、お子さまの口内環境は親御さんの意識が重要です。頬杖をついている、常に口を開いている、顎が出ているなどのお子さまの生活の中のクセは、顎やお口の成長に影響を及ぼすことがありますので、できるだけ早いうちから改善するよう心掛けましょう。また、お子さまは口の中の違和感に気がつかないことがあります。仕上げの歯磨きなどの時にしっかりと口の中を確認していただき、少しでも異変を見つけたらすぐに受診するようにしてください。お子さまの歯の治療は早期に発見し、早期に治療することがとても重要です。